映像|経済は機械!? レイ・ダリオが語る経済の仕組み
レイ・ダリオ氏の「30分で判る 経済の仕組み」は、経済の基本的なダイナミクスをわかりやすく解説しつつ、「経済は機械のようなもの」という彼独自の視点を示しています。この「機械」理論によると、経済は無数の取引で成り立ち、短期と長期の景気サイクルがインフレやデフレなどの現象を引き起こす、というもの。短期(5~8年)と長期(75~100年)の「景気の波」が交錯する仕組みは、ケインズ経済学の考え方にも通じる点があり、多くの経済学者も頷くところでしょう。
とはいえ、ダリオ氏の説明には「ちょっと債務に寄り過ぎじゃない?」というところもあります。債務や政策の視点は確かに重要ですが、技術革新や人口変動などといった要因も無視できません。ダリオ氏の視点を楽しみながらも、「経済の世界はもう少し複雑なもの」と思いを巡らせる余地がありそうです。
それでも、ダリオ氏の解説は経済を身近に感じさせてくれるもの。「経済のメカニズムは思ったよりシンプルなんだ!」と感心しつつも、「うーん、やっぱりこの“機械”のメンテナンスは一筋縄ではいかないな」と、少しニヤリとする楽しみも提供してくれます。
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