興味よりタスク重視!大人の学び方革命
私たちはよく「興味がないと勉強が続かない」と思い込んでいますが、実はそれは誤解かもしれません。
大人になってからの学びに、「興味」をこだわる必要はない、と私は考えます。むしろ「タスク」こそが最も効果的なモチベーションです。人は何かをするとき、必ずしも楽しいからだけではなく、何らかの利益を見越して行動しています。もし「役立つから」や「必要だから」というタスクがあれば、興味が湧かなくても自然と続けられるのです。
例えば、写真撮影を例に取ってみましょう。写真を趣味で撮る方と、新聞社のフォトジャーナリストでは、どちらが早く技術を身につけるでしょうか?後者の方が圧倒的に早く上達します。なぜでしょう?それは締め切りという「タスク」があるからです。つまり、彼らは、毎日「記事に使える写真を撮る」という仕事の任務があるからこそ、上達が速いのです。
では大学生の場合はどうすればよいか?答えはシンプルです。自分自身に「タスクを設定すること」です。たとえばプログラミングを学びたい場合、「ゲームアプリを作る」「趣味のウェブサイトを構築する」といった具体的な目標を設定するのです。こうすることで、ただ漠然と「コードを覚えよう」とするよりも、格段に効率が上がります。
さらに「教えるために学ぶ」という視点も重要です。学生たちにいつも言っているのですが、「誰かに教えることを想定して学ぶ」というアプローチが非常に効果的です。これは自分に課す一種のタスクであり、学習効率を劇的に向上させる方法なのです。
結論として、大人の学びには、「興味」という要素にこだわらず、積極的にタスクを設定していくことが必要です。ぜひ「自分にタスクを与える」ことから始め、効率的に成長を目指してみてください。そうすれば、きっと学びがより充実したものになるでしょう。
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